1 全校音楽活動の歩みと目指す姿
昭和36年、「全校合唱と鼓笛隊」の活動で“大川西根の全校音楽”はその産声を上げた。その後、全校合奏や全校リズム運動を取り入れ、各種コンクールへも積極的に参加し、県内のみならず広くこの活動が知れ渡るようになり、現在に至るまで毎年のように国内外からの視察者が多数訪れている。
その後、昭和50年には地域住民が主体となった音楽後援会が設立された。さらには昭和57年から地域の故小原徹二氏、小原将司郎氏を経て、現在は小原吾朗氏より毎年楽器が寄贈されるようになった。このように、今もなお“大川西根の全校音楽”はPTA活動はもちろんのこと、地域そのものによって支えられ受け継がれてきている。また昭和58年から始まり平成28年度まで行われた「音楽のつどい」は、保護者や地域の方々にも、その年々の全校音楽活動をご覧いただくために毎年開催されてきた。そして、コンクール出場をやめると同時に始めた「ウェスト・ドリーム・ミュージカル」は、回を重ねるごとに子どもたちの学習の場としての色彩を強めるとともに、外部からの指導支援スタッフにも協力をいただきながら続けてきた。現在は、このミュージカルを総合的な学習の中心として位置付け、中でも5年生と6年生は総合的な学習の時間を使い、台本づくりや作曲・伴奏・身体表現などを個々が分担しながら創り上げていくオリジナルのミュージカルづくりをしている。
教育課程の編成や外部の指導者を含めた指導体制、そして育み身に付けさせたい力の焦点化など、研修の柱として研究実践してきたことを生かしながら、さらに子どもたちのよりよい伸長を第一に考えて“大川西根の全校音楽”を積み重ねていきたい。そして、学校教育目標「笑顔と勇気で 明日をつくる ~たのしい うれしい みんなの学校~」を具体的に象徴する教育活動として、地域の方々や保護者、そして全職員の協力の下、今ここに生きる子どもたちが、“誇り”や“憧れ”を抱くことのできる学校の継承と、時代の変化に即した実践を試みながら、“心が和合する学校”をめざしていきたいと考える。
その後、昭和50年には地域住民が主体となった音楽後援会が設立された。さらには昭和57年から地域の故小原徹二氏、小原将司郎氏を経て、現在は小原吾朗氏より毎年楽器が寄贈されるようになった。このように、今もなお“大川西根の全校音楽”はPTA活動はもちろんのこと、地域そのものによって支えられ受け継がれてきている。また昭和58年から始まり平成28年度まで行われた「音楽のつどい」は、保護者や地域の方々にも、その年々の全校音楽活動をご覧いただくために毎年開催されてきた。そして、コンクール出場をやめると同時に始めた「ウェスト・ドリーム・ミュージカル」は、回を重ねるごとに子どもたちの学習の場としての色彩を強めるとともに、外部からの指導支援スタッフにも協力をいただきながら続けてきた。現在は、このミュージカルを総合的な学習の中心として位置付け、中でも5年生と6年生は総合的な学習の時間を使い、台本づくりや作曲・伴奏・身体表現などを個々が分担しながら創り上げていくオリジナルのミュージカルづくりをしている。
教育課程の編成や外部の指導者を含めた指導体制、そして育み身に付けさせたい力の焦点化など、研修の柱として研究実践してきたことを生かしながら、さらに子どもたちのよりよい伸長を第一に考えて“大川西根の全校音楽”を積み重ねていきたい。そして、学校教育目標「笑顔と勇気で 明日をつくる ~たのしい うれしい みんなの学校~」を具体的に象徴する教育活動として、地域の方々や保護者、そして全職員の協力の下、今ここに生きる子どもたちが、“誇り”や“憧れ”を抱くことのできる学校の継承と、時代の変化に即した実践を試みながら、“心が和合する学校”をめざしていきたいと考える。
パイプオルガンのある音楽室での全校音楽
2 全校音楽の年表と記録
年 | 詳細 |
昭和36年 | 全校音楽始まる |
昭和37年 | 4年生以上で鼓笛隊を編成する 大曲西中学校グランド開きでパレード |
昭和38年 | 全校合奏「双頭の鷲の旗の下に」演奏 |
昭和39年 | ヴァイオリン希望者20名 全校器楽コンクールに参加 |
昭和40年 | 全校リズム運動始める 全県器楽コンクール優秀第1席「アルキーナ組曲」 |
昭和41年 | 学研賞受賞 |
昭和42年 | 管弦楽編成となる 「100周年記念誌」及び「全校音楽50周年の歩み」より NHK器楽コンクール出場 |
昭和43年 | 子ども音楽コンクール初出場 秋田大会優良奨励賞「旧友」 |
昭和44年 | 読売教育賞受賞 子ども音楽コンクール東北大会初出場 |
昭和45年 | 秋田県教育功労賞受賞 子ども音楽コンクール東北大会特別賞受賞 「結婚行進曲」 |
昭和46年 | 子ども音楽コンクール東北大会優良賞 「水上の音楽」 第1回「楽器まつり演奏会」開催 |
昭和47年 | アンサンブル活動重視 子ども音楽コンクールに独奏の部、合奏の部に出場 |
昭和48年 | 校歌「われらの母校」披露 「ホルン信号」TBC優秀賞 作曲家・石井歓氏来校 |
昭和49年 | 「ホルン信号」TBC優秀賞 |
昭和50年 | 全校音楽後援会発足 「軽騎兵序曲」TBC特別優秀賞受賞 |
昭和51年 | 吹奏楽コンクール秋田大会1位 「軽騎兵序曲」TBC優秀賞 |
昭和52年 | 西ドイツ大使来校 「時計屋の店」TBC優秀賞 |
昭和53年 | ABS秋田放送テレビで全校音楽が紹介される 「森のかじや」TBC優秀賞 |
昭和54年 | 国際児童年記念行事(名古屋)に参加 「おもちゃの交響曲」TBC出場 |
昭和55年 | 西ドイツ政府より楽器寄贈 東北音楽教育研究大会記念演奏 |
昭和56年 | 西ドイツテトナング市より市長他来校 「アイーダ」TBC優秀賞 文部省視学官・佐々木輝雄氏学校視察 |
昭和57年 | 常陸宮ご夫妻御成 小原徹二氏よりグランドピアノ寄贈 「コラールとシンフォニア」ABS優秀賞 |
昭和58年 | 「音楽のつどい」開催 小原徹二氏より弦楽器寄贈(以後現在まで続く) |
昭和59年 | 西ドイツ大使ご夫妻来校 「ディズニーメドレー」ABS優良賞 |
昭和60年 | NHKで全校音楽が紹介 「森のかじや」TBC優良賞 |
昭和61年 | 市指定公開研究会で全校音楽公開 TBC音楽コンクール出場 |
昭和62年 | 新体育館完成 「サウンドオブミュージック」TBC優良賞 |
昭和63年 | 新校舎完成 鷹巣小学校と音楽交流会を持つ |
平成元年 | 創立100周年 「友達賛歌」TBC出場 パイプオルガン完成 |
平成 2年 | 第1回青少年オーケストラフェスティバルに参加 「アフリカンシンフォニー」TBC出場 |
平成 3年 | 第1回ふれあいコンサート 「ペルシャの市場にて」ABS優良賞 |
平成 4年 | フルイブルグ弦楽四重奏団来校 |
平成 5年 | 才能開発実践教育賞受賞 |
平成 6年 | 小原徹二氏文化功労者表彰 |
平成 7年 | 全校音楽「栄光の碑」建立 田沢湖音楽祭参加 |
平成 8年 | パイプオルガンコンサートでオルガンコンチェルトを共演 |
平成 9年 | 安部慶子氏の演奏会を開催 |
平成10年 | 秋田県教育委員学校視察 坂東秋田県副知事来校 |
平成11年 | 創立110周年記念賛歌「はばたきマーチ」初演 (後藤洋氏作曲) |
平成12年 | 東由利町小学校との音楽交流会 |
平成13年 | 全国PTA研究大会アトラクション参加 東由利音楽祭にて招待演奏 |
平成14年 | パイプオルガンジョイントコンサート (全校オケとの合同演奏・3年生児童・職員による読み語り) |
平成15年 | パイプオルガンオーバーホールが行われる |
平成16年 | 楽器まつり演奏会にて浜辺の歌記念合唱団とのジョイントコンサート |
平成17年 | 「ようこそ先生スペシャル講座」で安部慶子先生が来校 楽器まつり演奏会Ⅱドンパル公演「ありがとう演奏会」開催 |
平成18年 | NHKにて入学式・卒業式の様子が放送される |
平成19年 | 天皇陛下行幸啓 沿道にて歓迎演奏 |
平成20年 | 大川西根地区敬老会・ウエストフェスタに参加し、地域の皆様に全校オーケストラ演奏を披露 |
平成21年 | 創立120周年記念式典にて記念演奏 AKT開局40周年記念テレビ「夢を奏でるヴァイオリン」でオーケストラ練習風景が放送される |
平成22年 | 全校音楽50年記念演奏 「旧友」(指揮後藤昭三先生) 「校歌 我らの母校」(指揮髙橋武三先生) |
平成23年 | 岩手県からの被災者と全校音楽を通して交流、楽器まつり演奏会にも招待する ようこそ本田武久先生スペシャルコンサートを開催 |
平成24年 | 「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」で大阪交響楽団が来校し、公演の中で本校オーケストラと校歌を共演 |
平成25年 | 全校音楽50周年記念誌「全校音楽50年のあゆみ」発行 |
令和元年 | 9月14日 全校音楽の父 後藤昭三先生逝去 9月18日 後藤昭三先生とのお別れ演奏会を行う |
令和2年 | 楽器まつり演奏会記念誌「楽器まつり演奏会50年の歩み」発行 |
令和3年 | 「令和3年度文化芸術による子供育成総合事業(芸術家の派遣事業)」で「サロンオーケストラ∞(エイト)」による芸術鑑賞教室を開催し、公演の中で本校オーケストラと校歌を共演 |
楽器まつり演奏会の歩み
「楽器まつり演奏会」の始まりは、全校音楽が始まった10年後の1971年(昭和46年)。全校音楽活動の成果を披露することもに、日頃から物心両面でお世話になっている保護者や地域の皆様に感謝の気持ちを演奏で伝えることがそのねらいであった。
「まつり」と名付けた由来は、長く使った楽器に感謝するというところから(つまり「楽器を祭る」)。第1回演奏会の際には、「楽器展示室に、皮の破けた大太鼓、弦の取れたコントラバスやチェロ、管の曲がったトロンボーン、錆びかけたトランペット等々、痛々しい姿で古楽器が整然と並んでいた」との記録があり、その後の演奏会においても、古い楽器の展示は続けられている。
ミュージカルが上演されるようになったのは、1992年(平成4年)の第22回からである。このとき上演された「泣いた赤鬼」は、当時の4年生が道徳の授業で取り上げたことをきっかけに、様々な教科の学習で取り組んだ内容を音楽劇としてまとめ上げたものである。このときの脚本と作曲は、当時の校長である坂本昌先生であった。
以後、既成のものをアレンジした作品などを経て、現在は、児童が台本、作曲、振り付けなどを行うオリジナルミュージカルの形となっている。
また、全校音楽のステージでは、児童だけでなく卒業生や地域の方々も永年弾き継がれている曲の演奏に加わるようになり、「旧友を奏でる会」という名称で参加者を募るようになる。2000年(平成12年)の第30回、2010年(平成22年)の第40回においては、全校音楽の創始者である後藤昭三先生、校歌「我らが母校」の作詞・作曲者である高橋武三先生を指揮者に迎えるなどして継続している。
「まつり」と名付けた由来は、長く使った楽器に感謝するというところから(つまり「楽器を祭る」)。第1回演奏会の際には、「楽器展示室に、皮の破けた大太鼓、弦の取れたコントラバスやチェロ、管の曲がったトロンボーン、錆びかけたトランペット等々、痛々しい姿で古楽器が整然と並んでいた」との記録があり、その後の演奏会においても、古い楽器の展示は続けられている。
ミュージカルが上演されるようになったのは、1992年(平成4年)の第22回からである。このとき上演された「泣いた赤鬼」は、当時の4年生が道徳の授業で取り上げたことをきっかけに、様々な教科の学習で取り組んだ内容を音楽劇としてまとめ上げたものである。このときの脚本と作曲は、当時の校長である坂本昌先生であった。
以後、既成のものをアレンジした作品などを経て、現在は、児童が台本、作曲、振り付けなどを行うオリジナルミュージカルの形となっている。
また、全校音楽のステージでは、児童だけでなく卒業生や地域の方々も永年弾き継がれている曲の演奏に加わるようになり、「旧友を奏でる会」という名称で参加者を募るようになる。2000年(平成12年)の第30回、2010年(平成22年)の第40回においては、全校音楽の創始者である後藤昭三先生、校歌「我らが母校」の作詞・作曲者である高橋武三先生を指揮者に迎えるなどして継続している。
本校は国内公立小学校では唯一、パイプオルガンのある学校です。
平成元年、創立100周年に校舎が新築された時に設置されました。
平成元年、創立100周年に校舎が新築された時に設置されました。
オルガンの概要
制作会社 | Link社 Giengen市 ドイツ |
オルガン規模 | 10ストップ 2段手鍵盤ペダル付 |
パイプ本数 | 680本 材質;鉛合金・木管 |
材質 | 錫鉛合金・木管 |
最長パイプ | 3m 直径145mm |
最小パイプ | 5mm 直径4mm |
オルガンケース | 材質 樫材 高さ 5.50m 幅 2.88m 奥行き 2.90m |
工事期間 | 1990年2月13日~3月3日 |
組み立て調整 | クリストフ・ナーケ、エルンスト・マック、ヤマハ、榊田楽器店 |
パイプオルガンのオーバーホールがありました! (平成15年10月1日~6日)
設置から13年が過ぎ、オルガンの中も外もほこりがいっぱい!
今回はそのほこりを取り除き、微妙な音程のずれを調整してもらいました。
子どもたちはふだん滅多に見られないオルガンの中の様子や、1本1本のパイプの様子などを実際に見せてもらったり、木製のパイプを拭かせてもらったり、またオルガンの音が出る仕組み、パイプオルガンの簡単な歴史なども教えてもらいました。
いつも身近にあるパイプオルガン。今回オーバーホールという機会に恵まれたおかげでオルガン大好き!オルガンは私たちの宝物!という気持ちが更に高まったような気がします。
多忙にもかかわらず、子どもたちにオルガンの知識とオルガンに対する溢れる想いを語って下さったヤマハの八木田氏、榊田楽器の黒澤氏にこの場を借りて御礼申し上げます。
今回はそのほこりを取り除き、微妙な音程のずれを調整してもらいました。
子どもたちはふだん滅多に見られないオルガンの中の様子や、1本1本のパイプの様子などを実際に見せてもらったり、木製のパイプを拭かせてもらったり、またオルガンの音が出る仕組み、パイプオルガンの簡単な歴史なども教えてもらいました。
いつも身近にあるパイプオルガン。今回オーバーホールという機会に恵まれたおかげでオルガン大好き!オルガンは私たちの宝物!という気持ちが更に高まったような気がします。
多忙にもかかわらず、子どもたちにオルガンの知識とオルガンに対する溢れる想いを語って下さったヤマハの八木田氏、榊田楽器の黒澤氏にこの場を借りて御礼申し上げます。
子どもたちが勉強している間、音楽室ではこんな作業が行われていたのです。
その様子をちょこっとだけご紹介します。
その様子をちょこっとだけご紹介します。
パイプオルガンコンサート
<<本校PTA主催事業:共催・大仙市教育委員会>>
オープニングコンサート<平成2年3月10日> オルガン:井上圭子氏
オープニングコンサート<平成2年3月10日> オルガン:井上圭子氏
平成3年11月16日 | 小林朋子(オルガン) |
平成5年2月13日 | オルガン:香取智子氏、フルート:佐藤正淳氏 |
平成6年2月19日 | オルガン:伊澤長俊氏 |
平成6年11月12日 | オルガン:志村拓生氏 |
平成7年11月18日 | オルガン:志村拓生氏 |
平成8年10月26日 | オルガン:志村拓生氏 |
平成9年10月4日 | オルガン:青谷充子氏 |
平成10年10月31日 | オルガン:青谷充子氏 |
平成11年10月30日 | org:西尾純子氏、hb:菊地るみ子氏、vn:安部慶子氏 |
平成12年10月21日 | オルガン:佐々木しのぶ氏 |
平成13年12月1日 | オルガン:曽田洋子氏、ソプラノ:酒井美津子氏 |
平成14年12月5日 | オルガン:曽田洋子氏、フルート:大木淳子氏 |
平成15年12月5日 | オルガン:小松真由美氏、ヴィオラ:坂本晴人氏 |
平成16年12月7日 | オルガン:小松真由美氏、ヴィオラ:坂本晴人氏 |
平成17年12月16日 | オルガン:飯塚美奈氏 |
平成18年12月1日 | オルガン:飯塚美奈氏、佐々木尚子氏 |
平成19年12月5日 | オルガン:小高園里子氏、ヴァイオリン:安東純子氏 |
平成20年12月5日 | オルガン:小高園里子氏、ヴァイオリン:安東純子氏 |
平成21年12月5日 | オルガン:香取智子氏、オルガン講座修了生 |
平成22年12月4日 | オルガン:香取智子氏、トランペット:高橋直樹氏、他 |
平成23年12月3日 | オルガン:香取智子氏、ソプラノ:菅原久美子氏、他 |
平成24年12月1日 | オルガン:香取智子氏、オルガン講座修了生 |
平成25年12月20日 | オルガン:香取智子氏、チェロ:内田佳宏、他 |
平成26年12月21日 | オルガン:香取智子氏、メゾソプラノ:野尻弘子氏、他 |
平成27年11月22日 | オルガン:香取智子氏、ソプラノ:長谷川留美子氏、他 |
平成28年11月20日 | オルガン:香取智子氏、佐々木尚子、朗読:加賀屋淳之介氏、他 |
平成29年11月26日 | オルガン:香取智子氏、ダンサー:伊藤歩美氏、他 |
平成30年11月18日 | オルガン:香取智子氏、合唱:大曲グリークラブ |
令和元年11月14日 | オルガン:香取智子氏、ダンサー:伊藤歩美氏 |
令和2年 | ※令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止 |
令和3年11月14日 | オルガン:香取智子氏、トランペット:扇田泰子氏 |
令和4年11月13日 | オルガン:香取智子氏、ピアノ:山崎圭子氏 |
令和5年11月12日 | オルガン:香取智子氏、ピアノ:山崎圭子氏 |